必要なスキルは何がある?

近年スマートフォンの普及にともない、スマートフォン向けのモバイルアプリ開発の需要も増えてきました。モバイルアプリの開発には大きく分けて、AndroidアプリとiOSアプリの2種類があります。どちらも国内で大きくシェアを伸ばしていますが、若い世代を中心に人気があるiOS搭載のiPhoneに対して、幅広い世代が持っているスマートフォンにはAndroid搭載のものが多いです。

今回はAndroidアプリを開発する場合に必要なスキルをご紹介します。

まずは、アプリ開発の要ともいえるプログラミングの知識です。Androidアプリ開発では、主にJavaとKotlinという言語の使い方を覚える必要があります。
Javaはさまざまなシステム開発でも多用される主要言語であるため馴染み深いかもしれませんが、KotlinはAndroidアプリ開発のしやすさに特化した、Javaを改良したプログラミング言語です。両方覚える必要はありませんが、このどちらかを使えるようになることで、アプリ開発をできる土台に上がれます。

次は、Android Studioの使い方を覚えましょう。Android StudioはAndroidの開発元であるGoogleが作ったツールです。
Android Studioにはアプリ開発に必要なツールやライブラリがすべて用意されています。ツール上でエミュレーターも利用できるため、Androidスマートフォンの実機がなくても作業進捗を表示してテストができるなど、とても便利なものになります。

最低限これら言語とツールの使い方を覚えておくことで、Androidアプリ開発が可能になります。